7話 市民バンド
専門学校を卒業後、音楽活動をするも
なかなか、軌道には乗らず
メンバー達もやめていってしまいました。
そこで、新たな『音楽仲間』のいる場所を探し
近くの『市民バンド』の『ビッグバンド』に行ってみることにしました
そこには沢山のメンバーがいて
初心者の方でも入れるような、優しいグループでした
お祭りで演奏をしたり、
演奏会を開いたり、
他のバンドとの共演をしたりと
色々な演奏をさせていただきました。
『ラテンジャズ』というジャンルで
明るい曲を沢山演奏しましたが
中には、『バラード』を演奏することもありました。
そこで、初めて『フューチャー』と言う立ち位置で演奏をさせていただいたことを
良く覚えています。
『フューチャー』と言うのは
他のバンドメンバーとは違い
最前線のど真ん中で、『ソロ』で演奏し、それに『バンド』がついてくる
そんな感じの演奏です。
普段とは比べ物にならないぐらいの
緊張でしたが、その分演奏後の観客からの拍手は
比べ物にならないぐらい感動しました。
その『バンド』で『音楽仲間』と『セッション』に出てみることになったのですが
それはまた次回のお話にします。